抹茶の効能と簡単抹茶ラテレシピ

抹茶に含まれる成分と効能
抹茶ラテは甘くてクリーミーで、抹茶の程よい苦味と香りにとても人気のあるドリンクです。
カフェメニューですっかり定着した抹茶ラテ。ホットでもアイスでも、どちらでも美味しく楽しむことができます。
抹茶には、リラックス効果があるテアニンが多く含まれています。
脳波を調べる実験では、リラックスしたときにあらわれるα波がテアニンを摂取した人では増加したという結果があるそうです。
これにより、ストレスによる心拍数や血圧の上昇の抑制、睡眠の質を高める効果が期待されています。
抗酸化作用をもつカテキンも多く含まれています。抗酸化作用は体内の細胞を酸化させる「活性酸素」を除去する働きがあり、組織が老化するのを防ぎます。これにより免疫力を保つ事につなげられます。肌のシミ・しわを予防をする効果も期待できます。
抹茶にはカフェインも含まれています。
200mlのコーヒーと抹茶ラテで比較してみると、コーヒーのカフェイン量が60mgに対して、抹茶は64mg、若干ですが抹茶の方が多いことがわかります。
ですが、抹茶に含まれるテアニンの相乗作用でカフェインにより引き起こされる興奮が抑制され、集中力が上がるという実験結果があります。
簡単にお家でも楽しむことができるため、「ついつい毎日飲んじゃっています」という方も多いと思いますが、では気になるカロリーはどれくらいなのでしょうか。
抹茶ラテのカロリーは1杯あたり156kcalです。
牛乳を低脂肪乳にするともう少しカロリーは抑えられそうです。
抹茶ラテのその他の栄養には、糖質9,13g、食物繊維0,79g、タンパク質3,71gが含まれています。

お家で手軽に!抹茶ラテレシピ
まず、抹茶を用意します。
抹茶はダマになりやすいのでできれば茶漉しなどでふるいましょう。
カップに砂糖と抹茶を入れてお湯を注ぎます。
お抹茶を立てるように茶筌で混ぜても良いですし、スプーンで練りながら混ぜても良いでしょう。
カップにミルクを注ぎ完成です。
ホットの場合にはマシュマロを入れるとふわっと泡立つのでお砂糖の代わりにプラスしてみても良いですね。
また、アイスにする場合、グラスに氷とミルクを入れ抹茶を注いでください。
生クリームをプラスするとコクが出て美味しくいただけおすすめです。
抹茶ラテはホットとアイスでは全く違った表情を見せます。
寒い冬にいただく暖かい抹茶ラテはミルクの甘い香りと抹茶の香りに癒される優しいドリンクです。暑い夏の昼間にいただくアイス抹茶ラテは甘さ控えめで少し苦目に作った抹茶ラテにたっぷりのホイップクリームでいただく爽快さがたまりません。
冷たいミルクはホットミルクのまろやかさから一変してスッキリ爽快です。そこに抹茶の苦味が爽やかに香る最高の1杯となるのです。
また、アレンジとしてはミルクを豆乳に変えて抹茶ソイラテにしてもさっぱりとしていて美味しいです。ぜひ色々なアレンジを試してみてください。

老舗茶問屋の匠が作った「近江の茶匠 抹茶らて」
「近江の茶匠 抹茶茶らて」は、東海道沿い甲賀土山の地で、明治5年から続く老舗の茶問屋が茶葉の量や質にこだわって作ったお茶ラテです。
本格的な石臼挽きの茶葉を使用しているので、他にはないお茶のうま味が感じられる、ふんわり泡立つやさしいラテです。
お点前で使用するランクの茶葉を、通常のラテの2~3倍の量を使用することで鮮やかな色と芳醇な香り、濃厚なお茶の味わいが楽しめます。